北海道の雪祭り、さっぽろ雪まつりは、毎年2月に7日間開催されています。
大雪像は開催期間いつでも見ることができます。
ライトアップも22時までなので、夜遅くまで観光することができます。雪像や氷像をゆっくり楽しむために、防寒対策は必須です。
コートも長めのもの、帽子も耳までかくれるもの、手袋は防水、靴はスノトレなど、普段持っている防寒着でも寒さをより防げるものを選ぶことが大切になります。
北海道の雪祭りに行くとき、服装や靴、小物はどんなものが必要なのかを調べてみました。
北海道の雪祭りに行くときのポイントは?
北海道の雪祭り「さっぽろ雪まつり」は、毎年2月に行われます。
2月の札幌の平均気温は-3℃位です。最低気温は-6℃にもなります。
北海道でも札幌は気温が高い方で、旭川は平均気温が-6℃になったりもします。
ですので、さっぽろ雪まつりはもちろん、北海道の違う観光も考えている方は、更に防寒対策が必要です。
北海道以外の地域から観光で行く人にとっては、マイナスの気温はあまり体感したことのない寒さになりますので普段着ている防寒服では足りないのも当たり前です。
雪が降ることもありますので、防水のもの、帽子は耳までかくせるものか、耳あての準備も忘れてはいけません。
特に、足元は冷えるので、ウール素材の靴下やボトムの中の重ね着が必要になります。今は、防寒対策用のインナーやタイツ、靴下など種類も豊富にありますので、普段着ている、防寒用のインナーを重ね着することで、いつもより一層寒さに備えることもできます。
又、寒さ対策はもちろんですが、雪道は滑りやすいので、靴選びも重要です。長靴などを別に持っていくよりも、今はスノトレなどがおすすめです。
どんな服装でいけばよい?
どのくらいの服装が必要なのか、北海道の方が普段着ている服装を参考に調べてみました。
- 基本的に、綿では冷たく感じることもあるので、上下ともウール素材か防寒用の機能性インナーを着用
(防寒用のインナーは速乾タイプであれば、長期旅行で洗濯するときなど、上下で揃えておくと重宝します)
- スカートやボトムの下にはウールなどの110デニール以上のタイツか防寒機能性レギンスを重ねて着用
(ひざ丈機能性ボトム+分厚いウールタイツ+ボトムのような着方です。更にくるぶしまであるダウンの巻きスカート着用するのもよいです)
- ウールの靴下を重ねて履き、靴には、つま先用カイロ
- 帽子は耳までかくせる深いものを着用
- マフラー
(マフラーは外気が入り込まないよう、アウターの中に入れ込む)
- 厚手で防水の手袋
- 靴はスノトレなど、滑り止め付のもの
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(スノトレは、「スノートレーシューズ」の略称です。積雪地域で愛用されているスノーシューズのことです。スノトレは降雪地域で、滑らずに歩くための靴です。お子さんにもおすすめです。長靴+レッグウォーマーで雪が中に入らないようにするのもよいです)
- とても寒い日にはネックウォーマーなどで顔もしっかり防寒
- 太もも丈のダウンや長めのフード付きのコート(雪が降ってきたときにフードが便利です)
*デパートや観光施設などは暖房が強めなので、簡単に脱ぎ着できる服を重ね着するのがおすすめ
更にお子さんの場合、重ね着がおすすめです。何枚も重ね着することで防寒し、脱ぎ着することで調整するのが便利です。室内や、雪遊びをしたときなど、汗をかいたときの着替えも必要です。
(動画)What to Wear In Hokkaido (冬の北海道服装アドバイス)
寒さ対策に持っていきたい小物は?
[www.pakutaso.com]
雪まつり中は雪や氷が溶けない外を観光しているので、身体を一度冷やしてしまうと、なかなか暖かくなるのは難しくなります。
思いつく限りの防寒をしたいものです。
防寒のために持っていきたい小物を考えてみました。
- 帽子+耳あて・・・耳までかくれるニット帽がおすすめ。顔のまわりはなるべく外気に触れないように。
- マフラー・・・必携です。マフラーをコートの中まで入れて隙間ができないように。
- ネックウォーマー・・・ハイネックのインナーやセーターで首から冷気が入らないように。
- 手袋・・・ムートンや厚手のウールなど。防水のウインタースポーツ用の物も雪がふったときなどに便利。
- レッグウォーマー・・・足首も冷やさないようにする!ブーツや長靴の上から着用して雪が入らないように。
- ダウンの巻きスカート(女性)・・・腰回りの冷えが防げる優れもの。
- フード付コート・・・雪が降ったときにフードが使えて便利。
- カイロ・・・腰やお腹部分に貼ったり、ポケットに入れて手を温めたり、靴用のものも便利。
- ファスナー付のカバン・・・雪が降ってきてもカバンの中がぬれないように。
- スノトレ・・・靴は寒さと滑ることを防げるスノトレ。
(特に、小さいお子さんを連れていく場合、雪道でのベビーカーは危険です。抱っこすることになりますが、その時は抱っこする方の靴の滑り止めはしっかり考えなければいけません。)
- ママコート・・・ダウンやキルト素材の抱っこやおんぶしても着用できるダッカー付のママコート。
(抱っこならお互いの体温でさらにあたたかくなれます。幼児にも帽子や手袋をすると更に安心です)
- エコバック・・・カバンの中に小さく折りたためるバックなどをいくつか持っておくと便利。
(北海道では室内は暖かく、重ね着していた、コートやフリース、カーディガン、手袋、マフラー、帽子などをまとめて脱ぐことになります。小物も多いので、室内で脱いだものはエコバックなどに入れて持ち歩くと便利です。)
- 着脱できるスパイク・・・最近は関東でも雪が降るのでシューズショップなどでも見かけます。山岳用品店やホームセンターにもありますが、普段の靴の上から滑り止めを付けられるので、とても便利です。
思いつく限りの暖かい服装を用意して行きましょう!
マイナス気温を普段体感していない場合、防寒対策は思いつく限りして行くことをおすすめします。頭の先から足先まで、外気に触れる部分に冷えを感じると、身体はどんどん冷えていきます。
一度冷えた身体を外で温めるのは難しいのです。着るものの素材はウールを中心に羽織るものもダウンやフリースなど、軽くても暖かいものを選び、更に、それを重ねて着ることで防寒します。そして、室内に入ったときに、汗をかいてインナーなどをぬらさないように、脱ぎ着することも考えなければいけません。
又、積雪地域では溶けかけた雪が氷のようになっている道や、観光途中で雪が降ることもあります。滑り止めのある靴や、雪が入らないようにファスナー付のカバンを持ち歩くなど、なるべく安心・安全な対策をしていくのが、必須条件になりますのでしっかりと事前に準備をして観光を思いっきり楽しんでくださいね。