お正月はご主人や奥様の実家、そして自分の実家に久しぶりに帰省するという方は多いのではないでしょうか。
そんな時、ご両親に素敵なお年賀の手土産で喜んでもらいたいですよね。
でも、「何を選んで、どういう風に持っていけば喜んでもらえるかな?」と品物選びには迷ってしまいますよね。
そこで、今回は、お年賀の手土産で実家の両親が喜ぶ品物についてと、どういうマナーでに渡すのが良いのか?という事に焦点を当てて調べてみました。
★お年賀の意味と手土産を持っていく期間はいつ?
「お年賀」ってどういう意味があるかはご存じでしょうか。
もともとお正月は各家が「年神様」(新しい年の神様)をお迎えして神棚などに祀っており、「年神様」へのお供え物を持ってお家へ訪問するのが習わしでした。そのお供え物が「お年賀」と呼ばれるようになったのです。
「お年賀」を手土産として持っていくのは1月1日から3日の間とするのがマナーですが、それができない時は「松の内」(1月1から7日ですが地方によって異なります)に渡します。
「松の内」を過ぎると「お年賀」ではなく「寒中見舞い」となります。
ここで困ってしまうのはどちらかが喪中の時です。
喪中の場合は、はあらかじめ一報を入れてその上で松の内を外して訪問します。
そして手土産は「お年賀」ではなく「寒中見舞い」とします。
ただ、お正月の期間に帰省しなくてはならない時もありますよね。その時も「寒中見舞い」として手土産を持参します。先方が喪中の時は「お供え」として仏前にお供えするのが正しい渡し方です。
★両親への手土産は何がいい?
まず浮かぶものはお菓子などの食べ物ですね。
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こういうタイプの品のあるお菓子なら喜ばれる方が多いと思います。
でも年齢や体の調子などで食べ物の好みが変わっているかもしれませんし、お正月はご馳走も多く生ものは負担になる場合も考えられます。さりげなく電話などで様子を聞いておきましょう。
他にもお客様が来るという場合は人数も聞いておきます。食べ物はちょっと、という場合は、使い心地の良いタオルやバスタイムが楽しくなる入浴剤なども良さそうですね。
★のし紙の書き方と渡すタイミングは?
お年賀には熨斗(のし)をつけて贈ります。熨斗紙は紅白、または赤と金の蝶結びの水引を使います。
表書きは「お年賀」と書き、下に氏名を書きます。夫婦とも名前を入れる場合は真ん中に夫の氏名、左横に妻の名前を書きます。
「短冊」という熨斗紙の略式のタイプもあります。この場合も「お年賀」と書き、下に氏名を書きます。買ったお店やデパートで対応してくれることが多いので相談してみましょう。
年末から帰省している場合でも、年が明けて挨拶をした時に渡すのがベストです。紙袋に入れたまま渡すのは失礼なので注意しましょう。
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まとめ
年末年始は何かと忙しいですが、実家の両親へ日頃の感謝を込めて素敵なお年賀を選びましょう。きっと喜んでくれます。私は、以前両親に、温かくそして滑りにくいスリッパをお年賀に帰省したことがあります。本当に喜んでくれて、選んだよかったと思いました。
両親が喜んでくれるとこちらも嬉しいものです。
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毎年の事ですが、相手を思いやったお年賀を実家のご両親に手渡し、みんなが心温まるお正月を過ごしたいですね。